30代未婚オタク男の結婚・家族のイメージとは?

現代の30代オタク男が持つ結婚に対するイメージは、どうなっているのでしょうか。

 

結婚観は世代によって大きく変化していますが、30未婚オタク男は、30代後半が新人類世代の感覚であり、前半が団塊ジュニア世代の感覚です。

 

そのため、30代未婚オタク男の結婚観はその両方にまたがるが、団塊の世代とははっきりと異なる傾向が出ています。

 

そもそも新人類世代は、少子化の引き金を引いたと言われる世代で、かなり自己中心的な思想を持つ世代だと見られています。

 

1980年代前半生まれがその中心世代ですが、そこを境目にして、結婚に対する感覚がずいぶん変わっています。

 

30代未婚オタク男の結婚観の特徴

現代の30代未婚男達の特徴は、大きく次の3つにわかれると考えられています。

 

・1つめの特徴は、結婚が当人同士の問題であり、親がどうこう言う問題ではないという意識が強いことが挙げられます。

 

「親や周囲があれこれ言うのは望ましくない」というアンケート調査の約半数が、「非常にそう思う」と回答しています。

 

これは望ましくないと考えていると同時に、実際に親や周囲からあれこれ言われていないという意味も含んでいるのではないかと思われます。

 

社会的な活動である結婚が、本人同士のプライベートな問題に限定されつつあります。

 

すでに仲人を立てて、大勢の親戚や近所の人々を集めて開催される結婚式は過去のものとなりつつあることがその証拠です。

 

「実は、籍を入れました」と事後報告された経験を持つ上司も少なくないのではないでしょうか。

 

・2つめの特徴として、男女同権というか、男女共同参画というか、そのような意識が始めからはっきりと体の中にあるということが言えます。

 

現実的な家事負担の問題などは、仕事の現実を反映して、必ずしも均等に分担というわけにはいかないでしょうが、家事を分担することを当たり前と感じる人の比率が高くなっていることは確かです。

 

「家事や育児は夫婦で対等に分担すべきだ」という考えに、若い世代ほど積極肯定派が多いのです。

 

1980年代生まれの、団塊ジュニアより少し下の世代では、「非常にそう思う」と回答している人は38.7%に達しています。

 

ただし逆に言えば、全員がそう考えるわけではないということで、「対等に分担すべきだ」という人と「そうは思わない」という人が混在するために、その不一致が結婚を考える2人の間で露見すれば、結婚してもうまくいかないと考えて、結婚にブレーキがかかる可能性もあります。

 

・3つめの特徴として、家族のあり方についての柔軟な考え方が生じてきていることも見られます。

 

「事実婚」にも理解を示すし、「ペットも家族の一員」と考える家族観です。

 

決められた家族、押し付けられた家族ではなく、自分でつくる家族を志向していると考えられるのではないでしょうか。

 

これは団塊の世代までの層には、無かった感覚です。

 

未婚は、不幸につながる道と言えます。

内閣府が2005年に行った国民生活選好度調査によれば、30代男性の34.5%が「結婚しなくても、豊かで満足いく生活ができる」と考えています。

 

しかし、未婚のままでいると「豊かで満足のいく生活」を長期に維持することは難しのです。

 

結婚の問題は、短期と長期とではずいぶん話が違ってきます。

 

当面の生活だけを考えるのなら、独身でいることの利点はさまざまにあり、結婚しないことの短期的な合理性が成立します。

 

束縛されず自由に行動できるし、金銭的にも自由度が高いし、恋愛さえしていれば結婚などしなくても足りないものはないからです。

 

そのため、もっともいい方法は、「結婚はしばらく先送りにする」というものになるでしょう。

 

実際、「まだ早い」という感覚は、30代はもちろん、40代に入った男性の中にもあります。

 

独身で一生を通すわけではないので、いつかは結婚するのですが、その時期はなるべく後にして、できる限り独身生活を謳歌したいと考えます。

 

ところが、結婚は1人でするものではないので、そのように都合よくいかないですよね。

 

自分にとって結婚したい時と、相手にとって結婚したい時が、ぴったりと合うかどうかはわかりません。

 

いや、なかなか合わないと考えたほうがいいのではないでしょうか。

 

しかも、年齢を重ねれば重ねるほど、結婚市場における市場価値は落ちてきます。

 

30代前半は大人の男性として高い市場価値が付きますが、後半になると「オヤジ」の仲間に入り、相手の年齢層も制約されてきます。

 

ましてや30代に入ってしまうと、市場価値低下は著しく、そこまで独身でいたことの理由をうまく説明できないと、不気味な、もしかしたら何か欠陥のある人という絡印を押されかねません。

 

先送りが「独身生活の謳歌」と「幸福な結婚」の両立で終わればよいですが、それほどうまくはいかないということです。

 

結婚は、長期的には、「家族をつくる」という重要な行為であり、「老後の生活のパートナーを持つこと」であり、「精神的な安定を得ること」であるので、問題の先送りの代償が望まざる生涯独身になってしまったとすれば、それはあまりにも大きな損失です。

 

経済同友会の調査に興味深いデータがあります。

 

1980年代生まれ、1960年代生まれ、1940年代生まれの3世代の男女に「現在の生活に満足していますか」と尋ねた結果です。

 

それによると、世代、男女、未・既婚、子どもの有無で分けたときに、1960年代生まれの男性未婚者の生活満足度がもっとも低く、「はい」と回答した人の比率が32.7%にとどまりました。

 

生活満足度のもっとも高い層の1940年代生まれの男性・既婚・子ども2人の87.8%と比べればその差はあまりにも大きいのです。

 

全体として明確に、未婚より既婚、子供も無しより子どもあり、子供1人より2人のほうが満足している人の比率が高い、という結果が出ていることから、いかに結婚や子供をもうけることが幸福感につながるかがわかるでしょう。

 

短期的には合理的であり、利点が多いはずの独身が、なぜか長期的には不幸につながるのです。

 

現在、男性の平均寿命は、78歳ですから、不幸な道を選んでしまえば、その先はあまりにも長いのです。

 

心理学者のユングは、「40歳を人生の正午」と表現しました。

 

まさしく人生80年ある中では40歳が折り返し地点であり、午前中における独身生活の楽しさや気楽さが午後の人生においても継続できるとは限りません。

 

特に定年退職年齢を迎えて第一線から退いたときに、自分の人生を肯定できるでしょうか。

 

「もっと若いうちに結婚しておけばよかった」という後悔は先に立ちません。

 

市場価値が低下してからでは、ますます望みどおりの結婚は難しくなってしまうのです!

 

30代未婚男の社会的インパクト

ー人の女性が一生に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は、1.288(厚生労働省「出生に関する統計」2016年)であり、年々低下しています。

 

その原因は、男女が、なにげなく結婚を先送りする行動にあるのかもしれません。

 

昔は、男は結婚することによって大人になりました。

 

しかし、現代は、大人にならないと結婚しないのが普通になったようです。

 

少子化の原因を分析すると、約3割が結婚カップルの少産化で、そして約7割が晩婚化で説明できるといいます。

 

つまり、少子化の最大の原因は、子供をあまりもうけないことよりも、なかなか結婚しないことが原因となっていると言うのです。

 

本当は日本政府も、少子化対策のために、未婚化・晩婚化傾向に歯止めをかけたくて仕方がないのです。

 

しかし、政策立案というには、なじまないプライベートな問題であるために、これといった有効な対策が取れず、あれよあれよという間に、世界トップクラスの少子化先進国になってしまったのです。

 

今、もしも30代の未婚を止める方策を思いついた人がいたら、国民栄誉賞ものの業績かもしれません。

 

そのような意味で、30代未婚オタク男の存在は、社会的にも興味深い対象なのです。

 

本当のオタク男達は、このようなものに惑わされてはいけません。

 

>>我が道を貫いたオタク男の成功体験はこちらです。

 

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